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大村智氏にノーベル賞!「平成の野口英世」? は異色の経歴 [速報]

◎ノーベル医学生理学賞、大村智氏に
感染症特効薬に貢献

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学生理学賞を、

大村智(さとし)北里大特別栄誉教授(80)ら3人に授与すると発表した模様。

教授は土壌中の微生物が作り出す化学物質から有益なものを発見する研究を続け、

1979年には、寄生虫に効果のある「エバーメクチン」を発表。

この物質から、熱帯地方で流行する感染症の特効薬や、

家畜やペットの寄生虫治療薬が作られました。


発見した480種類以上の化学物質から26種の医薬品や農薬が生まれていて

、天然物有機化学分野の多大な業績が評価されたそうです。。



特に、熱帯感染症に大きな治療効果を挙げた特効薬を開発。

会見では「私が凄いんじゃない。微生物が凄いんです」 
p3みんなで.jpg 



◎受賞決定の知らせは予想外だった?



最初に報告した人を問われると「心では今はなき家内」と答えた。

15年前に他界され妻文子さんに

「研究者として一番大事なときに支えてくれた」と感謝されたそうです。


 ◎研究者としては異例の経歴の持ち主。

山梨県韮崎市の韮崎高ではサッカーや卓球、スキーに没頭。

特にスキーは、大学生のときに国体出場!

58年に大学を卒業すると

東京都墨田区の工業高校定時制、教師として着任。


理科と体育を教えたそうです。


昼間、工場で働いた後の登校しても、熱心に勉強していた生徒たちをみて


「自分も頑張らなければ」と一念発起されたそうです!凄い!

。夜は教師を続けながら、昼は東京理科大の大学院に通い、

分析化学を習得されたそうです。


微生物との出合いは?


助手として勤務した山梨大で、はじめて微生物との出合い


地元名産のワインの醸造研究に携わったのがきっかけだったようです。


 土の中にいる微生物を求めて、日本中の土を集めたそうです。



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◎未来の扉が開いたのは何がきっかけ?



静岡県伊東市のゴルフ場近くの土から見つかった「放射菌」

と呼ばれる細菌がつくる物質で、扉が開いたそうです。

◎ノーベル医学生理学賞って何?


 
 ▽ノーベル医学生理学賞 ダイナマイトの発明で知られるアルフレド・ノーベルの遺言により

1901年に始まった賞で世界最高の栄誉。


「前年に人類に最も貢献し」「医学・生理学の分野で最も重要な発見をした人」に贈られる賞です。


過去の業績の場合もあるそうです。



p2背広姿.jpg




◎「エバーメクチン」って何?

 土壌1グラムの中には、約1億匹の微生物がいるとされる。


大村氏は70年代から各地で土を採取して微生物を分離・培養し、


その微生物が出す化学物質に有用なものがないか調べていた。

 エバーメクチンは、そのうちの一種。静岡県伊東市のゴルフ場周辺の土中にいた新種の放線菌が

、寄生虫駆除に効果がある成分を出していることを突き止めそれを「エバーメクチン」と命名したのですね。


さらに米製薬大手のメルク社との共同研究で、

構造を一部変えた駆除薬「イベルメクチン」を開発。

この薬はわずかな量で家畜のさまざまな感染症や犬のフィラリアに劇的に効き、

世界で最も使われる動物薬の一つになった。

 さらにエバーメクチンはヒトにも効果があることが分かり、

蚊やブヨが媒介する熱帯地方特有の病気「オンコセルカ症(河川盲目症)」や

「リンパ系フィラリア症(象皮病)」、ダニが原因の皮膚病「疥癬(かいせん)

」などの特効薬として普及した。

 リンパ系フィラリア症も含め

、イベルメクチンの服用で感染の危機から救われた人は約3億人に上るという


◎10億人を救った!
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◎大村 智氏の湯ユニークな経歴とは?
 

大村 智(おおむら・さとし)1935年(昭10)

山梨県韮崎市生まれの80歳。


山梨大を卒業後、都立墨田工業高で5年間教師を務めた。

東京理科大大学院修士課程を経て、

63年に山梨大助手。

東京大で薬学博士、東京理科大で理学博士を取得し、

75年に北里大教授。


01年に北里生命科学研究所長、


07年に名誉教授、13年に北里大特別栄誉教授。

89年上原賞、97年コッホ・ゴールドメダル、


14年カナダ・ガードナー賞の国際保健賞など受賞。文化功労者。



◎受賞決定の知らせは予想外だった?


最初に報告した人を問われると「心では今はなき家内」と答えた。

15年前に他界され妻文子さんに

「研究者として一番大事なときに支えてくれた」と感謝されたそうです。
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 ◎研究者としては異例の経歴の持ち主。

山梨県韮崎市の韮崎高ではサッカーや卓球、スキーに没頭。

特にスキーは、大学生のときに国体出場!

58年に大学を卒業すると

東京都墨田区の工業高校定時制、教師として着任。


理科と体育を教えたそうです。


昼間、工場で働いた後の登校しても、熱心に勉強していた生徒たちをみて


「自分も頑張らなければ」と一念発起されたそうです!凄い!

。夜は教師を続けながら、昼は東京理科大の大学院に通い、

分析化学を習得されたそうです。


◎微生物との出合いは?


助手として勤務した山梨大で、はじめて微生物との出合い


地元名産のワインの醸造研究に携わったのがきっかけだったようです。


 土の中にいる微生物を求めて、日本中の土を集めたそうです。





◎未来の扉が開いたのは何がきっかけ?



静岡県伊東市のゴルフ場近くの土から見つかった「放射菌」

と呼ばれる細菌がつくる物質で、扉が開いたそうです。


◎「平成の野口英世」といわれtるわけは?


アフリカなどの途上国を中心に年間3億人に投与され、

人命を救う薬につながった。


アフリカの医療に大きく貢献したことから「平成の野口英世」とも称されている。



 会見場は、報道陣のほか北里大の若い学生らで熱気ムンムン。


大村氏は“未来のノーベル賞候補者”らに


「自分は人の2倍も3倍も失敗している。


失敗を繰り返してもやりたいことをやりなさい」とメッセージを送った。

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